樋口 有介 著 『雨の匂い』

雨の匂い
【単行本】
夏の不条理??
「完璧か否か、我慢できるか否か、
それは風景でも記憶でも、同じことだろう。」
《 登場人物 》
村尾柊一(21) 大学生 環境生物学
 父 友員(53) 癌 余命3ケ月 至誠会病院
        私立高校教師 歴史担当
        姉 野島裕子-夫 家電メーカー技師
                 息子 弘忠
 母 久子(48) 13年前家を出る 闇金融借金6百万円
         スズラン-アルカロイド服毒自殺
   再婚 浜崎 貿易会社
      娘(12)
   妹 登紀子
 祖父 寛治(78) 塗装屋 寝たきり2年
          水島浩江(40過ぎ) 介護サービス会社「鳩の会」
   向かい家 鈴木ハツ

志万(54) 元バックパッカー
       スナック「ブラックハウス」
       レンタルビデオ・チェーン「ダックス」
   木音子(40過ぎ) マスターと7年
   亜衣(25) マスターと結婚話 実家 資産家
   首藤李沙(山本純子)(21) AV女優「淫美ジュアル」
       不感症 リストカット自殺

緒川高一郎 結核 黒板塀塗装
   妻 娘 彩夏 女子高生
   ゴミ屋敷 寺脇

《 柊一の不条理 》
 ○ 母 久子にスズランの飲用を勧める
 ○ 李沙のリストカットを静観
 ○ ゴミ屋敷 寺脇を放火殺人

 彩夏,李沙のキャラが良い。
 最近、「余命の短い=人生の締めくくり方」を扱った作品が多い
  『象の背中』の藤山幸弘(48)
  『カシオペアの丘で』の柴田俊介(40)

《 PickupWord 》
「悟りには絶望が必要で、絶望を受け入れるには勇気が必要で、
勇気は常識からしか生まれない。人生に必要なのは
プロレスラーの勇気ではなく、常識家の冷静な勇気だ」
「人生に何かがあると思うのは、若いときだけの錯覚だものねえ。
何もないことが分かって何かを求めるのも、ダサイことだわ。」
「理想だ生き甲斐だなんぞとへ理屈を言わねえで、手抜きをやらず、
目の前の仕事をきっちり仕上げる。それが人間が生きていく上での、
基本ってやつだあ」

「理解するだけなら、いつでも理解できます」
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最終更新日時: 2018年06月17日(日)01:51:35
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