香納 諒一 著 『夜空のむこう』

夜空のむこう
【単行本】
香納と言えば、ハードボイルドのイメージしかなかった。
実際、これまで読んだ作品も「雨のなかの犬」「風熱都市」
「刹那の街角」「宴の夏 鏡の冬」程度。
今作品は、3部14話477頁から成る連作短編集。
通読すれば長編として読め、一晩で読破可能です。
新宿2丁目の雑居ビルに事務所を置く編集プロダクション
《オフィスSO》を舞台に、雑誌や書籍の企画から取材、原稿書き、
編集などに携わる若手(20代後半~30代前半)の哀歓を描く。

「青春の黄昏」の時期にいる主人公篠原と、その周囲の人々の、
締め切りに追われながらも、将来の生き方を模索する真摯な生き方に共感。

《 蛇足 》
「フラワー」の編集長草野や文化弘旬社の和泉が営業に回される
展開では、篠原と一緒に編集プロダクョンを興すのでは…と勘ぐってしまった。

古橋の最期はハードボイルドでした。

名前から何となく、《エイト》のママ栄子は小池栄子、
ライター佐智子は田畑智子をイメージして読んでしまった。
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最終更新日時: 2018年08月28日(火)23:35:06
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