cinema-days 映画な日々

『ブレイブワン』

2007/11/11
【洋画】[ハ行] 1
ジョディ・フォスター テレンス・ハワード 劇場鑑賞
ブレイブ ワン 特別版 [DVD]
ブレイブ ワン
ジョディ・フォスターが女処刑人に。
目を疑うような衝撃の結末とは …

個人評価:★★★☆ (3.5P)】 (劇場鑑賞)

原題:The Brave One
予告編からジョディ・フォスター主演の『告発の行方』(’88)のような
作品かと思っていましたが、今度はケリー・マクギリス検事補には
頼らず、自分で解決する方法を選んだんですね。

犯罪の被害者が”処刑人”となる変貌するのは
チャールズ・ブロンソン御大の『デス・ウィッシュ』(’74-)シリーズから
トム・ジェーンの『パニッシャー』(’04)と男性版が多いが、
告発の行方』『羊たちの沈黙』(’91)で2度アカデミー賞を獲得している
ジョディ・フォスターが、一線を越え別人になっていく過程を見事に体現している。

”目を疑うような衝撃の結末”
テレンス・ハワード刑事が如何に事件を収束するか…
エリカを逮捕する展開も見たかった。
クライング・ゲーム』(’92)のニール・ジョーダン監督は、
刑事に状況を偽装させ、事件の真相を隠蔽し、彼女を逃す
”荒業的な”結末を見せる。
ラストは、不条理に抗う’70年代風の寂寥感が残った。

[付記]
管理人としては、本年度劇場で鑑賞した洋画のBEST5には挙げたい作品でした。
上映中、音声不良の箇所があり、劇場出口で招待券を頂いた所為かな(笑)
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Hiro

『狼よさらば』リメイク

『ロッキー』『ランボー』シリーズが完結したスタローンが、
ブロンソン御大の『デス・ウィッシュ』シリーズ第一弾
『狼よさらば』('74)をリメイクするそうである。

2007/12/09 (Sun) 15:52

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Hiro
Author: Hiro
発信地:愛知県
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