『ブレイブワン』

予告編からジョディ・フォスター主演の『告発の行方』(’88)のような
作品かと思っていましたが、今度はケリー・マクギリス検事補には
頼らず、自分で解決する方法を選んだんですね。
犯罪の被害者が”処刑人”となる変貌するのは
チャールズ・ブロンソン御大の『デス・ウィッシュ』(’74-)シリーズから
トム・ジェーンの『パニッシャー』(’04)と男性版が多いが、
『告発の行方』『羊たちの沈黙』(’91)で2度アカデミー賞を獲得している
ジョディ・フォスターが、一線を越え別人になっていく過程を見事に体現している。
”目を疑うような衝撃の結末”
テレンス・ハワード刑事が如何に事件を収束するか…
エリカを逮捕する展開も見たかった。
『クライング・ゲーム』(’92)のニール・ジョーダン監督は、
刑事に状況を偽装させ、事件の真相を隠蔽し、彼女を逃す
”荒業的な”結末を見せる。
ラストは、不条理に抗う’70年代風の寂寥感が残った。
[付記]
管理人としては、本年度劇場で鑑賞した洋画のBEST5には挙げたい作品でした。
上映中、音声不良の箇所があり、劇場出口で招待券を頂いた所為かな(笑)
作品かと思っていましたが、今度はケリー・マクギリス検事補には
頼らず、自分で解決する方法を選んだんですね。
犯罪の被害者が”処刑人”となる変貌するのは
チャールズ・ブロンソン御大の『デス・ウィッシュ』(’74-)シリーズから
トム・ジェーンの『パニッシャー』(’04)と男性版が多いが、
『告発の行方』『羊たちの沈黙』(’91)で2度アカデミー賞を獲得している
ジョディ・フォスターが、一線を越え別人になっていく過程を見事に体現している。
”目を疑うような衝撃の結末”
テレンス・ハワード刑事が如何に事件を収束するか…
エリカを逮捕する展開も見たかった。
『クライング・ゲーム』(’92)のニール・ジョーダン監督は、
刑事に状況を偽装させ、事件の真相を隠蔽し、彼女を逃す
”荒業的な”結末を見せる。
ラストは、不条理に抗う’70年代風の寂寥感が残った。
[付記]
管理人としては、本年度劇場で鑑賞した洋画のBEST5には挙げたい作品でした。
上映中、音声不良の箇所があり、劇場出口で招待券を頂いた所為かな(笑)
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