恩田 陸 著 『夜のピクニック』

貴子の賭け-異母兄妹の和解
融-18歳の誕生日・捻挫
《 PickupWord 》
「あいつには愛が足りないんだよ、愛が。
戦う愛みたいなのが必要だと思うんだよ。ぶつかっていく愛、みたいなの。
あいつ、割と無償の愛を当然と思っている節があるからさ。」
「俺らみたいなガキの優しさって、プラスの優しさじゃん。
何かしてあげるとか、文字通り何かあげるとかさ。
でも、君らの場合は、何もしないでくれる優しさなんだよな。
それって、大人だと思うんだ。」
祝! 第二回本屋大賞受賞(H17.4.5.)
全国の書店員が2003年12月1日~04年11月30日の間に出版された
日本の小説の中から「一番売りたい本」として選んだもの。
因みに、第一回受賞作品は小川洋子著「博士の愛した数式」で
同作品は映画化が決定している。(2006年1月公開予定)
- 関連記事
-
-
恩田 陸 著 『月の裏側』 2005/02/19
-
恩田 陸 著 『Q&A』 2005/04/27
-
恩田 陸 著 『夜のピクニック』 2005/02/12
-