『無花果の顔』

桃井かおり初監督作品。
監督・脚本・出演を兼ねる”かおりワールド”
【個人評価:★☆ (1.5P)】 (自宅鑑賞)
片や酷評の嵐,片やかおりワールド容認。
第57回ベルリン国際映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)受賞
世界には多種多様な映画祭があり、
これまで聞いた事のない映画祭を知る事もある。
独自のカメラアングル、試験的な撮り方かもしれないが、
初回作品で多用するのは考えものでは。
セット・衣裳が個性的。
「養女」だと知った長女の心の葛藤などくどくど描かず
ドライに割り切るかと思えば、
旦那に先立たれ精神に支障を来たす妻,
山田花子に付き纏う岩松了,
石倉三郎を惑わす渡辺真起子は一体何
やたら保険や労災,社員会,香典を気にする弟(光石研)が
この作品で一番分かり易いキャラだ。
ジャガイモに塩辛,門脇家のコロッケはどんな味??
盟友奥田瑛二が監督業で成功しているのに対し、
桃井監督に第二作はあるのだろうか。非常に厳しいスタートである。
- 【邦画】[ア行]
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