『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
戦後の混乱期、大酒を飲み、浮気を繰り返す小説家・大谷と、
大谷に翻弄されながら、献身的に強かに支え続けた妻・佐知の物語

個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞)

原作:太宰治 短編小説『ヴィヨンの妻
雪に願うこと』でその確かな演出力を見せた根岸吉太郎監督が
太宰治の世界に挑む。

桜桃=大谷穣治(太宰治)とタンポポ=妻佐知
「タンポポの花一輪の信頼」(短編『二十世紀旗手』の一節)

松たか子が只、可愛いだけでなく、強かな女の情念を垣間見せ好演。
第33回日本アカデミー賞主演女優賞を獲得した。

辻(堤真一)の為にえりまきを万引きする佐知
百貨店店員 … 新井浩文
取調警官 … 光石研

小料理屋椿屋の売り上げ5000円を盗む大谷
主人 … 伊武雅刀 女将 … 室井滋
立て替えるママさん … 山本未来

佐知に片思いの工員岡田 … 妻夫木聡
見送りの為、方向違いの駅に乗り、帰りは線路を歩くかぁ~

谷川嶽で心中未遂を起こす大谷
相手秋子 … 広末涼子(眼鏡,髪型が似合わない)
殺人容疑を掛けられた大谷を弁護する辻
見返りは佐知~~~
コキュ(COCU=フランス語の俗語です)=妻を寝取られた間抜けな男
「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」
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最終更新日時: 2018年07月14日(土)09:17:45
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Comment 15

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Hiro  

>cyazさん

TB有難うございました。
夫の小説家を慕う女性ばかりが注目されますが、
妻を想う男性も少なからずいたのですね。

2010/08/26 (Thu) 01:11

Hiro  

>BCさん

TB有難うございました。
>愛人・秋子役:広末涼子の髪型とメガネはヘンだわ
やっぱり、変ですよね。(自分だけでなかった)

2010/08/27 (Fri) 23:00

Hiro  

>ノラネコさん

TB有難うございました。
>桜桃とはサクランボの事で、太宰自身をモデルにした大谷を比喩
終盤、二人でサクランボを食べる場面もありましたね。

2010/08/27 (Fri) 23:05

Hiro  

>mezzotintさん

TB有難うございました。
佐知は椿屋で貰ったチップし結局何に使ったのだろう...

2010/08/28 (Sat) 23:02

Hiro  

>kimionさん

TB有難うございました。
太宰治とは違うがいつも連想してしまうのはショーケンの
『もどり川』です。彼が演じたのは大正の歌人・苑田岳葉でしたが...

2010/08/28 (Sat) 23:10

Hiro  

>ひらりんさん

TB有難うございました。
太宰について詳しくないので???
太宰の自虐的な死生観は何処から来るのか。
どうして厄介な道連れを伴う心中なんて選んだんだろう...

2010/08/28 (Sat) 23:20

Hiro  

>ルナさん

TB有難うございました。
飲んだ暮れの小説家大谷も妻・佐知に対する言葉遣いは
現代からすれば他人行儀過ぎるくらい丁寧でしたね。

2010/08/28 (Sat) 23:24

Hiro  

>真紅さん

TB有難うございました。
当方からのTBは文字化けしていてすいません。
太宰は圧倒的に女性に人気のある作家ですね。
放蕩?自虐?無頼?厭世?と管理人には
負のイメージが強いのですが...

2010/08/28 (Sat) 23:38

Hiro  

>テクテクさん

TB有難うございました。
「たったひとつのエピソードが彼女の心の中で生き続けているから」
「窮地の中で唯一救いの手を差し伸べてくれて」
人生どん底の瞬間に受けた恩義は身に沁み
一生忘れる事はないですね。

2010/08/28 (Sat) 23:46

Hiro  

>由香さん

TB有難うございました。
松たか子絶賛の声が圧倒的ですが、自堕落なだけでなく、
知性も兼ね備えた苦渋の男を演じた浅野忠信も好演でした。

2010/08/29 (Sun) 00:00

Hiro  

>えいwithフォーンさん

TB有難うございました。
配役も素晴らしかったが、戦後の混乱期を再現して見せた
美術や衣装、画面の色調も題材に深みを与えていました。

2010/08/29 (Sun) 00:05

えい  

『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』へのコメント

こんにちは。
松たか子、よかったですね。
『告白』の前に、
こんな名演を見せていたということを
すっかり忘れていました。

しかし、あれだけいい女だと、
横恋慕されちゃうのもしかたがない。
夫はハラハラです。

2010/08/29 (Sun) 16:56

Hiro  

>えいさん

CM有難うございました。
松たか子はしっとりした色香もありましたね。
作品としては『K-20 怪人二十面相・伝』のような
チャキチャキした女性も好きですが...

2010/08/29 (Sun) 19:30

Hiro  

>CINECHANさん

TB有難うございました。
太宰治生誕100年記念作品初見。
 『斜陽』『パンドラの匣』も機会があれば
是非、見てみたいですね。

2010/09/05 (Sun) 21:02

Hiro  

>chikatさん

TB有難うございました。
浅野忠信は意外と、近代(明示大正昭和初期)の役柄が
似合うんですよね。

2010/09/15 (Wed) 20:11

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