cinema-days 映画な日々

第34回日本アカデミー賞(2010年度)

2011/02/18
日本アカデミー賞
第34回日本アカデミー賞授賞式が東京港区のグランドプリンスホテル
新高輪国際館パミールで行われた。 司会:関根勤 松たか子 (候補作品

 作 品 賞:『告白』
 監 督 賞:中島哲也 『告白』
 主演男優賞:妻夫木聡 『悪人』
 主演女優賞:深津絵里 『悪人』
 助演男優賞:柄本 明 『悪人』
 助演女優賞:樹木希林 『悪人』
 脚 本 賞:中島哲也 『告白』
 美 術 賞:林田裕至 『十三人の刺客』
 撮 影 賞:北 信康 『十三人の刺客』
 照 明 賞:渡部 嘉 『十三人の刺客』
 録 音 賞:中村 淳 『十三人の刺客』
 編 集 賞:小池義幸 『告白』
 音 楽 賞:久石 譲 『悪人』
 アニメーション作品賞: 『借りぐらしのアリエッティ』(監督:米林宏昌)
 外国作品賞: 『アバター』(監督:ジェームズ・キャメロン)

『告白』が主要三部門(作品賞・監督賞・脚本賞)
『悪人』が俳優賞四部門(主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞)
『十三人の刺客』がスタッフ賞四部門(撮影賞・照明賞・美術賞・録音賞)
と、綺麗に棲み分けて受賞した。

『悪人』のキャスト面々

妻夫木:「12年間、役者をやってきた中で全身全霊を尽くした。
自分を信じてやった集大成が詰まった作品。
個性がないと悩んだこともありましたが、自分らしさとは何か考えて演じました」

深津:「妻夫木さんと戦えた事は大きな財産になりました。
妻夫木さんでなければこの賞は頂けなかった。後で一緒に抱き合って喜びたい」

柄本:「しつこい監督で、最後の方は腹が立って顔も見なかった。
でも心の中でそういう監督を待ち望んでいた」

樹木:「50年ほど前に役者を始めた時に杉村春子さんに
『役者は定年がない』と言われました。今、しみじみそう思います」


 新人俳優賞:芦田愛菜あしだ まな 『ゴースト もういちど抱きしめたい』
       大野百花 『きな子~見習い警察犬の物語~』
       仲里依紗なか りいさ 『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』『時をかける少女』
       永山絢斗けんと 『ソフトボーイ』
       三浦翔平 『THE LAST MESSAGE 海猿』
       三浦貴大たかひろ 『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
 話 題 賞:作品部門 『SP 野望篇』
       俳優部門 岡村隆史 『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』

協会特別賞:上野隆三 (殺陣)
      久世 浩 (殺陣)
      松本良二 (装飾)
      矢島信男 (特技監督)
      野上照代 (記録)
岡田茂賞:映像京都株式会社
会長特別賞:故・井上梅次 (監督)
      故・木村威夫 (美術)
      故・西村克己 (監督)
      故・北林谷栄 (俳優)
      故・小林桂樹 (俳優)

《 新人賞の対象について 》
芦田愛菜(6)や大野百花(9)の立派なスピーチを聞かされると
却って白けますねぇ。プレゼンターの渡辺謙もちと困惑気味
父親の首吊り自殺の報を聞いていた永山絢斗も気丈に振舞っていました。
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