cinema-days 映画な日々

『大奥 (2010年版)』

2011/09/20
【邦画】[ア行] 0
二宮和也 柴咲コウ
大奥 <男女逆転>
時は正徳時代(1711-1716)
稀代の疫病赤面疱瘡により、男が女の1/4に減少
男女が逆転した大奥

個人評価:★☆ (1.5P)】

原作:よしながふみ
柴咲コウ演じる8代将軍徳川吉宗は上映開始後1時間くらいしないと
本格的に登場しないのでがっかり。
吉宗と言えば、松平健の「暴れん坊将軍」、今作品でもお忍びで市中を
回る場面もある。お供をする三郎左役は金子ノブアキ。

貧乏旗本の長男 水野祐之進(二宮和也)は武芸に秀でた美男
幼馴染みのお信(堀北真希)の握り飯は絶品。
二人の学芸会的なやり取りに冒頭から不安を覚える。
祐之進の母に倍賞美津子 父に8/21に亡くなった竹脇無我

城内、美しい顔と処世術がものを言う世界。
大奥総取締御年寄筆頭藤波(佐々木蔵之介)と御中臈松島(玉木宏)の
怪しげな関係がこの作品の見所の1つか(笑)
水野に負け松島に袖にされる鶴岡(大倉忠義)が哀れ

そして、やっと女優陣の登場。
徳川吉宗(柴咲コウ)加納久通(和久井映見)
大岡忠相(板谷由夏)やっぱ華やぎますなぁ。

で、管理人の注目は
苦難の成り上がり者古参 杉下役の阿部サダヲ
水野が「内証の方」に選ばれ、死罪になった後はどうなったのか
高慢ちきな側用人間部(まなべ)役の菊川怜
憎まれ役で早々の退場となるが印象に残る

で、最大の見所はやはり、
吉宗の将軍就任後、初の「朝の総触れ」
大奥御鈴廊下で一言「何とまあ、馬鹿馬鹿しいほど着飾った男どもだ」
「お目見え」選り優りの50人中から、
裾捌きに失笑したヒビリ者に代わり名乗り出た水野を選ぶ

オチがおノブとは...
将軍(柴咲コウ)と幼馴染み(堀北真希)の名が一緒だったのは正に奇遇

祐之進は将軍の超法規的な取り計らいで、町人新吉として生まれ変わり
お信と再出発。果たして水野家への出入りも出来たのだろうか

ラストは、柴咲将軍の選り優りの50人を集めてのお暇宣言
次は自分が将軍の父となる野望を抱いていた松島は「負けた...」
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