『天国からのエール』

天国からのエール
私財を提供して、弁当屋のガレージを
音楽スタジオに改装した主人の真意は...

個人評価:★★★☆ (3.5P)】 (劇場鑑賞)

原案:『僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL
舞台は沖縄県本部町(もとぶちょう)
先日行ったばかりの沖縄なので親近感がありますね。
生憎、美ら海水族館方面には行っていませんが、空の青さが沖縄だった(笑)

予告編やタイトルから『Life 天国で君に逢えたら』『天国までの百マイル』ような
系列の作品かなと判りますし、実際、内容も実話をベースにしていますので
あまりに劇的な展開は望めません。それもあってでしょうが観客は少なかったですね。

たまにこういった心が洗われる作品を見ると歳の所為もあるでしょうが泣けます。
主人公は病に倒れますが、その場面は後半1/3程度、上映時間114分の内、70-80分経過後で
闘病シーンも少ないです。最近、心の乾いた方には是非オススメですね。



[あじさい弁当]
 主人 大城陽(ひかる) … 阿部寛
 妻 美智子 … ミムラ
 娘 あかり/祖母と4人暮らし
[Hi-drangea] 曲「GROW」「桜の樹の下で」
 バンド名をあじさいの”Hydrangea"(ハイドランジア)から「Y」を「I」に変えた。
 ヴォーカル 比嘉アヤ … 桜庭ななみ
 リードギター 真喜志ユウヤ … 矢野聖人 ドロップアウトしていたが戻る
 ベース 仲村キヨシ … 野村周平 メンバーに従うタイプ
 ドラム 伊野波カイ … 森崎ウィン

監督の熊澤誓人は本作が初劇場用映画監督。でも泣き所を心得ています。
・アヤたちのガレージ作りを級友たちが手伝い段々輪が広がっていく
・アヤたちがスタジオの雨漏りを心配して強風雨の中スタジオに戻り養生

・陽がバンドを売り込む為、旧友に電柱ゼミをして見せる
 土下座よりシンドイ気がする。が、長身のガクラン姿に失笑『自虐の詩』を思い出す。
・危篤の陽の周りにバンドの面々が駆け付け、皆の見守る中静かに息を引き取る
・ニイニイ亡きあとのステージ。挿入されるフラッシュバック。

[陽の夢]
・高校時代の親友 田辺啓太 (赤嶺清順)がプロを目指し、あと一歩の所でバイク事故死
 彼の遺志をアヤたちに繋げる。
・人と人の結びつきが希薄になりつつある現状を憂う。
「昔は大人が何かと面倒を見てくれた。でも今の若者にはそれがない」
 娘 あかりの世代に残せる絆を築きたかった。

阿部ちゃんはこの所、大活躍ですね。TV版『幸福の黄色いハンカチ』では北海道羽幌に。
ミムラの奥さん役、昔はキツいイメージでしたが角が取れ、しっかり者の奥さんでした。
[二人の印象的な場面]
・病院の廊下でお腹を押さえて転倒する阿部、駆け寄るミムラ
・病名を告知され二人病院から帰る場面のミムラ
腎臓癌再発!? 3年前に東京で手術!? そんな事聞いてなかったぞぉ~
陽さんはそんな体験から限りある人生の終焉、自分の生き様を日々考えていたんでしょうね。
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最終更新日時: 2020年02月20日(木)10:50:42
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Comment 1

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Hiro  

>KLYさん

TB有難うございました。
ロックフェスのアヤの歌は桜庭ななみの役に対する感情が溢れ、
感動しました。

2011/10/22 (Sat) 23:44

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  • 天国からのエール
  • 沖縄の本部町で小さな弁当屋を営みながら、音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作り、2005年に亡くなるまで若者たちの夢を応援した仲宗根陽氏の姿を映画化。主演は『チーム・バチスタの栄光』の阿部寛。共演に『落語娘』のミムラ、『最後の忠臣蔵』の桜庭みなみらが出演...
  • 2011.10.22 (Sat) 21:52 | LOVE Cinemas 調布