『ザ・ライト エクソシストの真実』

神学校を卒業したものの、自身の信仰心に疑念を抱き司祭への道を辞退する
マイケル(コリン・オドナヒュー)に担当のマシュー神父は奨学金の返還を
ちらつかせ、バチカンでのエクソシスト養成講座への参加を勧める。
神ましてや悪魔の存在に懐疑的なマイケルはザビエル神父(キーラン・ハインズ)の
講義でも反発的だったが、実際にエクソシストとして活躍している
ルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)を紹介される。
講義にはルーカス神父に取材申し込みをしていたジャナリスト
アンジェリーナ(アリシー・ブラガ 『ブラインドネス』等で紹介)も参加していた。
悪魔祓いの極意:悪魔の名前を白状させる事。
そうすればその名を以って神の名の下に悪魔に命令を下し追払う事が出来る。
「首がぐるぐる回ったり、緑色のゲロを吐いたりする
オカルト映画みたいなものを予想したのかな?」
[悪魔付き憑依の症例]
□ 妊婦ロザリン(マルタ・ガスティーニ)
16歳で父の子を妊娠 咽喉から釘を吐き出す等
リンダ・ブレアの『エクソシスト』似。
結局、彼女を救う事は出来ず、母子ともに死す。
□ 少年ヴィンセンゾ(アンドリア・カルガリ)
体にラバの足跡型の痣
父の脳卒中による急死を予知
マイケルは当初、医学的な療法の必要性を訴えていたが、
それらの症例を見るうちに自信喪失
アンジェリーナの励ましに助けられる
「全ては運命よ。あなたは一人じゃない」(亡き母の言葉と重なる)
そして、ロザリンの死後、悪魔に取り憑かれたルーカス神父に
エクソシストとして立ち向かう...
「信仰は君自身だ」
「常に真実に光を!」(Keeping a light on the truth!)
のちに在米エクソシスト14人の内の1人として活躍
こてこてのオカルト・ホラー作品を予想していたら、葬儀屋の息子の成長期でした。
息子役のコリン・オドナヒューはパッとしませんでしたが
妊婦ロザリン役のマルタ・ガスティーニと”ハンニバル”ホプキンス様の怪演に
その向きのファンも満足でしょう。
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