cinema-days 映画な日々

『陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル』

2012/05/17
【洋画】[ア行] 0
アル・パチーノ レイ・リオッタ
陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル *セルDVD
陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル
16年前の2件の殺人事件について
新聞社に隠蔽疑惑の投書が届く...

個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞)

原題:The Son of No One(誰の息子でもない)
「男は生きるんだよ、クソみたいな問題を抱えて」
邦題の副題「N.Y.コンフィデンシャル」から当然、アカデミー賞候補になった
L.A.コンフィデンシャル』(1997年)を想起しますね。
脇を固める面子が凄い。アル・パチーノ、レイ・リオッタ、ジュリエット・ビノシュ

1986年クィーズボロ公営住宅で2件の殺人事件が起きる。
被害者は共にろくでなしだった為、亡き父の相棒で
担当刑事チャールズ・スタンフォードが事件を揉み消す。
演ずるはヒッピーファッションで警察の不正を告発した孤高の警官
セルピコ』(1973年)を演じた名優アル・パチーノ

16年後の2002年地元紙クィーンズ・ガゼット紙に警察の隠蔽疑惑に関する投書が届く。
レコード屋から警官になったジョナサン・”ミルク”ホワイト(チャニング・テイタム)は
投書の主が嘗ての友人ヴィニー・カーター(トレイシー・モーガン)ではないかと疑うが...

118分署
OBチャールズ・スタンフォード ジョナサンの亡き父の相棒
マリオン・マサーズ警部(レイ・リオッタ)次期警察委員長(スタンフォードの後任)
警察の威信を保持する為、何としても死守したい
・ 事件の隠蔽者がスタンフォードである事
・ 事件の犯人がジョナサンである事

ジョナサンは、日々の行状を不審がる妻ケリー(ケイティ・ホームズ)に詰め寄られ、真相を打ち明ける。
彼が最終記事の掲載を延期するよう頼みに行ったブリッジス記者(ジュリエット・ビノシュ)が
その夜、何者かに射殺される。

同僚プルデンティ(ジェームズ・ランソン)の案内で行った先に待っていたのは
隠蔽首謀者スタンフォード&マザーズだった。二人はヴィニーがブリッジスを殺害後、
自殺したとして事件を片付ける手筈でジョナサンも一度は安楽な方策に乗りかけたが...
・ 最後まで約束を守ってくれた親友ヴィニーを信じきれず疑った事
・ 真実を隠し続ける重圧/2件の殺人に対する責任
・ 妻娘とのこれからの人生 etc
ヴィニーのところに引き返す。

[ラスト]
(1)マザーズ警部(レイ・リオッタ)が戻って来たジョナサンを撃つ
(2)ヴィニーがジョナサンを撃つようにマザーズから渡された銃でマザーズを射殺
(3)スタンフォード(アル・パチーノ)がマザーズを撃ったヴィニーを撃つ
   ヴィニーはビルの屋上から転落死

事件の真相は警部と容疑者死亡で公になる事はなかった。

投書の送り主ヴィッキー・パクゾラ
「私たちはゴミなんかじゃない。とうとうあいつらの一人は死んだ。
 残った老人のたわ言は誰も信じない。妙な結末ね。
 これが最後の手紙よ。どうぞ生きて。思う通りに、過去は忘れて」

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