『トータル・リコール(2012年版)』

コロニーに住む労働者ダグが
リコール社に記憶を上書きに行くと
本来の記憶とバッティングし...
【個人評価:★★★ (3.0P)】 (劇場鑑賞)
原題:Total Recall
原作:フィリップ・K・ディック
1990年版(ポール・バーホーベン監督アーノルド・シュワルツェネッガー主演)のリメイク
舞台は火星から21世紀末の地球へ
大量の化学兵器を使用した世界大戦の結果、居住可能地区は2箇所になる。
富裕層が居住するブリテン連邦(UFB)=イギリスのブリテン諸島
貧民層が居住するコロニー=オーストラリア大陸『ブレードランナー』のチャイナタウン風
コロニーの労働者はフォール(乗車時間17分 途中重力転換あり)でUFBに出稼ぎ
ダグ・クエイド(コリン・ファレル)の仕事はロボット警官シンセティック生産
女性を助け出そうとして掌を撃ち抜かれ電子鞭で捕らえられる夢を繰り返し見る彼は
新人マレックからリコール社の記憶上書きを聞き、昇進話が流れた事もあり、
ハリー(ボキーム・ウッドバイン)の忠告にも拘らず、リコール社を訪れる。
リコール社 = 人工記憶センター 好みの記憶を買って自分の記憶に上書きする
リコール社のマック(ジョン・チョー)から、実際に体験した事と重複する記憶を選択すると
記憶に混乱が生じ危険と説明され、希望の記憶として諜報員を選択すると...
突然武装警官隊の襲撃を受けるが瞬時に倒し自宅に戻る。
TVではリコール社の事件を報道中。ダグはローリー(ケイト・ベッキンセール)に事情を説明するが
彼女もUFB代表コーヘイゲン(ブライアン・クランストン)の指令を受けた監視役だった。
二人の結婚生活7年の記憶は偽で6週間前までは他人だったのだ。
富裕層代表コーヘイゲン(ブライアン・クランストン 『幸せの教室』でJ・ロバーツのダメ旦那役)
土地不足になったUFBから移住の為、コロニー破壊
貧困層レジスタンスリーダーマサイアス(ビル・ナイ 『ラブ・アクチュアリー』の往年歌手役)
UFBからの独立を目指し、連日テロ活動
アジトはノーゾーン(危険地帯)=汚染地帯の地下
□ 携帯への電話
キー(シンセティック停止コード)を捜せ
ファースト銀行の貸し金庫 ハウザーの指示①
パスポート・紙幣・黒い棒・首輪型ホログラフ装置
UFBへ侵入成功
黒い棒=ピアノの鍵盤 ハウザーの指示②
□ 見せ場
・ 高速ハイウェイ19号の空中チェイス
警察無線を聞きダグを助けたのはレジスタンス側のメリーナ(ジェシカ・ビール)
夢の中で一緒に脱出を図る女性が彼女だった。
実はダグ=カール・ハウザー レジスタンスの雄
・ 立体エレベーター内での死闘 ローリー VS メリーナ
ローリー役のケイト・ベッキンセールはレン・ワイズマン監督の奥様だったんですね。
メリーナ役のジェシカ・ビールが劣って見えるのは致し方ないかぁ
□ ノーゾーン(危険地帯)
ハウザーとメリーナはノーゾーンでマサイアスと合流
追跡してきたコーヘイゲン、ローリーが急襲
マサイヤス射殺/メリーナ連行/ハウザー再リコール
□ フォール崩壊
ハウザー時限爆弾セットしフォールを破壊、戦闘用ヘリで脱出を図るが
コーヘイゲンも武装ロボット警官シンセティックで反撃
□ 最後の悪あがき
負傷したハウザーを乗せた救急車内 ローリーがホログラフでメリーナに化け
ハウザーを殺そうとするが掌に銃痕がなかった為、見破られるのでした...
全米オープニング興行収入 第2位2,600万ドル
公開第3週目の『ダークナイト ライジング』3,640万ドルに及ばず。
アーノルド・シュワルツェネッガー版公開時のプロモート量、インパクト、スケール感には
及ぶべくもないが、アクションシーンはスピーディで迫力がありました。
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