『わたしを離さないで』
臓器提供用に生まれてきた
コピー人間3人の恋と友情を描く...
【個人評価:★★★☆ (3.5P)】 (自宅鑑賞)
原題:Never Let Me Go
原作:カズオ・イシグロ(2017年ノーベル文学賞受賞)製作に参加
1967年 人類の平均寿命は100歳を超えた。
(1)1978年「ヘールシャム」18歳までの寄宿学校
臓器提供の倫理を実践する最後の場
校長(シャーロット・ランプリング)
新任ルーシー先生(サリー・ホーキンス)4年担任退職
生徒キャシー・H(キャリー・マリガン)
トミー(アンドリュー・ガーフィールド)
ルース(キーラ・ナイトレイ)
[注目:若き日のルース役エラ・パーネル]


代用コインを使ったバザー
トミーからキャシーへの贈り物
ジュディ・ブリッジウォーターのミュージックテープ
「Never Let Me Go」収録
トミー&ルース
ルースが嫉妬心から横恋慕 トミーとキャシーの仲を裂く
(2)1985年「コテージ」
一組のカップル ロッド&クリシーが「ヘールシャム」に関する
「本物の恋」ならば申請すれば3~4年の提供猶予ありとの噂確認
[初めての軽食堂]


ルースのオリジナル目撃情報 パーシャムズ旅行社員(違った)
キャシーは介護人になる申請(10年間提供が猶予されるらしい)「コテージ」を去る
[複雑に絡み合った三人の絆]


(3)1994年「終了」
介護9年目のキャシー 10年ぶりにルースと会う
二人はは3度目の提供を終えたトミーに会いに行く
キリングフィールド回復センター
船が打ち上げられた海岸
キャシーとトミーは改めてやり直し トミーは愛の証しとしてデッサン再開
3度目の提供を前にルースは償いの手段として提供猶予の申請先
マダム(ナタリー・リチャード)の住所を調べる
「ヘールシャム」閉鎖後も年に2~3組来訪者があるが
今も昔も”猶予”はない
ギャラリー=作品から魂を探り猶予に値するか判断する為のものではなく、
作品は提供者にも魂があり人間だと証明する為の手段だった。
帰途、落胆のトミー 悲痛の叫び
荒涼とした風景の中、刹那な愛の形を描く。
限られた時間の中で如何にして生きるか...
キャシー3度目の提供
トミー4度目の提供 介護するキャシー
彼を失って2週間
キャリーのもとにも通知が届く。最初の提供は1ケ月後

「私たちと私たちが提供した人との間に何の違いが?皆”終了”する。
”生”を理解する事なく命は尽きるのだ」(ただ風の靡く音)
- 【洋画】[ワ行]
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