『鍵泥棒のメソッド』 その２［事件の始まり］

銭湯「玉城湯」
　桜井武史 汗臭さに手元にあった入湯券で一風呂
　コンドウ 一仕事後､道路工事の渋滞に遭い偶々寄る
　　桜井が取ろうとした石鹸がスピンしコンドウが足を滑らせ転倒 失神
　　桜井 転がって来たコンドウのロッカーキーNO.69を自分のと取り替え
　桜井がコンドウに成りすます
　　財布の金で知人の借金返済
　　　最後に服を新調して元カノ理香（内田慈）にも返済に行くと
　　　丁度､新たな彼と引越しの準備中

　彼女は「写真ならあるけど持って帰る？」と言って
　ゴミ袋の中から取り出そうとする｡「そこにあるんだ...」

　外車も借用 家にまで上がり込む
　　一服後､ビデオカメラで「死んで詫びる」と撮影するが､
　　クローゼットにはコスプレと見まごう衣裳 数々の身分証に拳銃（空気銃）までも

　そこへ工藤からの報酬500万円受け渡し方法の連絡
　　桜井は清風荘の郵便受けを指定 自殺どころではない
　　工藤「トランクの死体は､もう処理されたんですか？」
　　工藤はお金が回収出来ず､愛人からの回収を追加依頼 合計報酬1,000万円
　　刑事に化け､掲載誌の編集者に会いコンドウの情報を入手

病院で目覚めたコンドウ
　記憶喪失 ロッカーに残された納税書から「桜井武史」としての人生を始める
　所持品を紙袋に入れて返しに着た桜井に　　
　「・・・・あなたは､私の知り合いの方でしょうか？」
　1965年12月7日生まれ46歳の香川照之に35歳の桜井は老け顔（笑）
　退院日 父の見舞いに来た香苗に清風荘の場所を聞き､車プリウスで送って貰う

　首吊りに使った思われる紐 大屋宛の遺書
　本棚には演劇関連の本や台本
　「35歳にもなって､定職もなくて､こんなとこで一人住んでいれば､死にたくなりますよね」

　自己分析 大学ノートで好きなもの（例 焼き鳥）役者論等を記入
　カレンダー10月9日駅前集合 エキストラに参加
　　チンピラ役で出演「修羅の旅路２」

桜井は週刊誌の編集長の名刺で岩城社長の愛人井上綾子（森口瑤子）と接触
　綾子はホステスからスーパーレジ係に
　中学生の息子（林間学校に行くところ）と団地108号住まい
　桜井はコンドウのクッキー缶のお金で新居を用意

　工藤の手下が団地に潜入 盗聴器までセットしており
　スーパーの外で綾子を待っているところを拉致されそうになる

コンドウと香苗急速に接近
　デート（あすなろ劇場）姉の注意を受けた手料理 そして
　いきなりのプロポーズ「結婚してください!」
　出版社の雑誌編集部でのバイトも決定
　　
　水嶋徳治（小野武彦 『踊る大捜査線』袴田役）亡くなる
　香苗 1年前から覚悟 ウェディング姿は見せられなかった
　徳治のビデオレター法事用まで準備 手違いで香苗の結婚式用流れる
　父の遺品ステレオ ベートーヴェンの「弦奏四重楽奏」でコンドウ記憶戻る

⇒　その１［キャラ紹介］　　その３［そして結末］

【 内田けんじ監督作品 】