『東京家族』

東京家族
高齢の夫婦が東京の息子らを訪ねるが
歓迎されず、失意の内に郷里へ帰る...

個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞)

小津安二郎監督の『東京物語』(1953年)のリメイク
瀬戸内海の島から老夫婦が上京。子供たち(息子二人娘一人)を訪れる。
最終日、老妻が急逝。老夫が遺骨を持って島に帰り葬儀を終える...



□ 老夫婦
 平山周吉(橋爪功)元教員 禁酒中
 妻 とみこ(68)(吉行和子)急逝
 旧友 沼田(小林稔侍)
   居酒屋かよ 女将(風吹ジュン)で旧交を温める
    故恩師 服部の妻(茅島成美)

□ 長男宅
 平山幸一(西村雅彦)東京郊外の開業医
 妻 文子(夏川結衣)
   息子 実(柴田龍一郎)中学生 野球部 夜間塾通い
      勇(9)(丸山歩夢)小学生
□ 長女宅
 金井滋子(中嶋朋子)美容院ウララ経営
 夫 庫造(林家正蔵)

□ 次男宅
 平山昌次(妻夫木聡)舞台美術のアシスタント
 恋人 間宮紀子(蒼井優)書店員

□ 島の隣人 瀬戸内海に浮かぶ広島県大崎上島町
 娘 ユキ(荒川ちか)中学生

子供宅訪問
 一泊目 幸一宅
 二泊目 滋子宅
 三泊目 ホテル 二泊三日の予定を一泊で切り上げる
 四泊目 周吉 沼田宅に泊まれず かよで深酒 滋子宅でゲロ 幸一宅に戻る
     とみこ 昌次宅で紀子に逢い、上機嫌で幸一宅に戻る
        階段で倒れ、そのまま意識戻らず午前4:30死去
     都内で荼毘に付し、周吉は昌次・紀子と帰郷 葬儀
     慌しく、葬儀に参加した幸一・滋子ら帰宅 3-4日昌次・紀子残る

東日本大震災の影響
・ 服部未亡人の母親の遺影 … 陸前高田 3.11の津波でさらわれ未だに遺体が発見されていない
・ 昌次と紀子のなれそめ … 福島南相馬 震災ボランティアのスナップ写真「黒い髪がぱらり...」

感動場面
・ 末っ子(妻夫木聡)が病院に駆け付け、意識のない母にすがる場面
・ 妻が亡くなり病院の屋上で朝陽を迎えた老父が息子に一言
  「のう昌次、かぁさん死んだぞ...」(予告編で使われていたシーン)
・ 偏屈オヤジ周吉が息子の事を紀子(蒼井優)に託す場面
・ 座して爪を切る周吉(橋爪功)の姿に『息子』(1991年)の三國連太郎を
  若いカップル昌次(妻夫木聡)・紀子(蒼井優)に永瀬正敏・和久井映見を想起
  橋爪功&吉行和子の夫婦役は過去にも『お日柄もよくご愁傷さま』(1996年)ありました。

上映時間 146分 の長尺だが、明日も仕事があると言う事を忘れさせてくれる1本でした。
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最終更新日時: 2018年08月25日(土)07:43:50
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cow  

『東京家族』へのコメント

同じキャストが再び揃った「家族はつらいよ」も面白い。

2016/04/09 (Sat) 10:15

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