cinema-days 映画な日々

『小さな命が呼ぶとき』

2014/09/02
ブレンダン・フレイザー ハリソン・フォード
小さな命が呼ぶとき
不治の病に侵された子供たちを救う為、
キャリアを捨て、天才科学者と製薬会社を起業する父親の姿を描く...

個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞)

原題:Extraordinary Measures(非常手段)
原作:ジータ・アナンド 実話に基づく映画化
「奇跡など追わずに、家に戻り、子供たちと時を過ごせ。出来る間に」

オレゴン州ポートランド
ジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー 太ったねぇ)
   ハーバード大学卒マイヤーズ製薬勤務
   子供のためのポンペ病財団創設
      ジョージア州テンプル一家
        マーカス(コートニー・B・ヴァンス)
        妻ウェンディー娘ローレン
   妻アイリーン(ケリー・ラッセル 『奇跡のシンフォニー』)
   息子ジョンJr(サム・H・ホール)
   メーガン(8)(メレディス・ドローガー)ポンペ病 遺伝疾患
   パトリック(6)(ディエゴ・ベラスケス) 〃 平均寿命9年
   ※ ポンペ病 ・・・ 筋委縮症(筋ジストロフィー)の一種で糖原病とも呼ばれる
              筋肉の中でグリコーゲンが分解せず、糖分が作ず萎縮

ネブラスカ州
ロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)バツ2
   ネブラスカ大学 生化学研究所
   ポンペ病研究第一人者

治療薬開発の道のり
① レンズラー・ベンチャー投資会社 シカゴ
  2ケ月後ネブラスカに「プライオザイム社」起業
  条件:1年内に臨床テスト
  「科学者は年と共に慎重になるが、若者は新しい考えを恐れず、リスクに挑む」
② ザイマジェン社 シアトル 3種開発中
  「プライオザイム社」身売り 600万ドル
  社長エリック・ローリング(パトリック・ボーショー)
  ケント・ウエバー博士(ジャレッド・ハリス)ジョンと対立
  4種からリーダーチーム選出1種臨床テスト 緑採用
  酵素P-146 投与:幼児のみ対象

  非常手段「同胞間研究」姉弟への投与テスト
     ポートランド・ローズ病院了承
     役員ジョンの解雇を条件に投与OK
  投与の効果有り 二人に回復の兆し

息子の副腎白質ジストロフィーに
奔走する両親を描いたニック・ノルティー
スーザン・サランドン共演の佳作
ロレンツォのオイル/命の詩』(1992年)を想起
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コメント歓迎!! 7

まだ、コメントはございません。

Hiro

>佐藤秀さん

TB有難うございました。
親は子供の生命の為なら、何だってする
善悪も関係なく 酵素を盗み出す事までも...

2014/09/03 (Wed) 23:05

Hiro

>CINECHANさん

TB有難うございました。
〝祝福〟の時=天に召される時 では可哀想過ぎる。
ストーンヒル博士の薬が実用化にならなかったのは
経済的諸条件・時間との競争の中での合理的な選択で
止むを得ないか。

2014/09/03 (Wed) 23:16

Hiro

>かのんさん

TB有難うございました。
資金集めに財団創設 初回50万ドルに対し9万ドルしか用意出来ない
あとは理論を現金化するのみ...
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療研究を支援する為に氷水を頭からかぶったり
恒例化した24時間テレビ 昨今は媒体を使った手法が色々ありますね

2014/09/03 (Wed) 23:28

Hiro

>David Gilmourさん

TB有難うございました。
職を失くしたジョン一家 その後もストーンヒル博士と二人三脚を
続けたのかな...

2014/09/03 (Wed) 23:35

Hiro

>白木庵さん

TB有難うございました。
昨今は、募金活動が盛んだったり、一方で親の育児放棄・遺棄が話題なったりと
不穏な時代ですが、今作品の元実話はいつの頃の話なのかな?

2014/09/03 (Wed) 23:42

Hiro

>margot2005さん

TB有難うございました。
これまでも難病ものは見て来ましたが、今作品はビジネスライクに
合理性を追求し、それを克服していく過程が新鮮でした。

2014/09/03 (Wed) 23:47

Hiro

>オリーブリーさん

TB有難うございました。
チラシの通り、子供より大人のビジネスストーリーの比重が高い作品でした。

2014/09/04 (Thu) 22:29

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