『夏の終り』

夏の終り
妻子がいながら不倫を続ける年上の男性作家、
昔関係のあった女性に様々な感情が芽生え苦しむ年下の男、
その二人の間で揺れ動く女性が織り成す三角関係を描く...

個人評価:★★ (2.0P)】 (自宅鑑賞)

原作:瀬戸内寂聴
舞台:昭和30年代の年の瀬
仕事場を兼ねた古き良き昭和の住まいが見事 主人公三人がスモーカー

相澤知子(38)(満島ひかり) 染色家 愛飲たばこ「Midori」
  木下涼太(綾野剛)12年前の愛人
   前夫(小市慢太郎)と娘を捨てて駆け落ち
  小杉慎吾(小林薫)作家 同棲8年 猫好き
   正妻ゆき(安部聡子)子供有り 週に半分行き来
鞠子(赤沼夢羅) 知子の家に出入りしている女学生
  片付け中に、ゆきから慎吾宛ての手紙を見付ける



知子の染色-凛として独立した女性を体現
満島:「準備期間が1カ月ほどしかなかったので、文化服装学院に通って
  週に3~4回型染めの練習をした。型染めのシーンは今までのお仕事で一番楽しく、
  お芝居よりも面白かったです」

知子-涼太との関係再燃
綾野:「幸せが0から100まであるとして、ずっと80くらいをキープしている。
  知子から『憐憫』だと罵られ、2くらいまで下がるけど、決して0にはならない。
  そう言われた時も、何処かで幸せなんです」
満島:「”憐憫”という言葉を知らなかったので、まず辞書を引く所から始めました。
  意味を読んで、凄い事言っているなあと思いました」
  「私はまだ、27歳の小娘なので、40代くらいになって観返してみたら、
  知子の事が可愛いと思えるかもしれない。その辺は薫さんの方がよく観えていると思います。
  私は現場で只もがいていたから。完成した映画は、日常の空気が細かく映っている不思議な映画になりました」

慎吾-小田原の自殺願望
小林:「例えば、太宰治や檀一雄など、(妻以外の)女性との関わりを持っていた人は、
  才能がある人。でも、慎吾はさ程ないんです。まあ、寂聴さんは一早く彼の凄さに気付いていたし、
  後に認められたらしいんですが、世間的に言えば、評価をされなかった人です。
  そこがすっとわかり合えたというか、男なら誰しも共感出来るんじゃないかと。
  加えて慎吾は、才能ある若い女性の傍にいる事の刺激や気持良さを知っている人だったんでしょうね」
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最終更新日時: 2020年03月14日(土)23:19:19
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