第29回日本アカデミー賞(2005年度)
【作品賞】
◎『ALWAYS 三丁目の夕日』
『北の零年』
『蝉しぐれ』
『パッチギ!』
『亡国のイージス』
※当サイトでは『ALWAYS 三丁目の夕日』を
昨年度のBEST3当確を推奨していた。(H17.11.25)
【監督賞】
井筒和幸 『パッチギ!』
黒土三男 『蝉しぐれ』
阪本順治 『亡国のイージス』
◎山崎 貴 『ALWAYS 三丁目の夕日』
行定 勲 『北の零年』
※『ジュブナイル』『リターナー』の技術が結実。
山崎監督曰く「自分の両親に見せたい映画」「親孝行な映画」として製作。
【脚本賞】
黒土三男 『蝉しぐれ』
那須真知子 『北の零年』
長谷川康夫・飯田健三郎 『亡国のイージス』
羽原大介・井筒和幸 『パッチギ!』
◎山崎 貴・古沢良太 『ALWAYS 三丁目の夕日』
※昭和三十年代を活写。
市川染五郎 『蝉しぐれ』
真田広之 『亡国のイージス』
妻夫木聡 『春の雪』
ユースケ・サンタマリア 『交渉人・真下正義』
◎吉岡秀隆 『ALWAYS 三丁目の夕日』
※吉岡秀隆はいずれ、寺尾聰同様、主演男優賞を獲ると予想していたが、
この作品で獲るとは …!!
【主演女優賞】
木村佳乃 『蝉しぐれ』
小 雪 『ALWAYS 三丁目の夕日』
竹内結子 『春の雪』
中島美嘉 『NANA』
◎吉永小百合 『北の零年』
※吉永4度目の最優秀受賞。
他の4人は、対抗馬としては役不足でした。
過去の受賞作品。『おはん』『天国の駅』(’85)『つる(鶴)』『華の乱』(’89)『長崎ぶらぶら節』(’01)
【助演男優賞】
香川照之 『北の零年』
◎堤 真一 『ALWAYS 三丁目の夕日』
寺島 進 『交渉人・真下正義』
豊川悦司 『北の零年』
中井貴一 『亡国のイージス』
※この所の活躍ぶりから堤真一。
堤は真田が井筒監督の『犬死せしもの』(’86 佐藤浩市共演)に
出演していた際、付き人をしていたと言う。
[追記]関連エピソード(H29.1.8.)
役者の先輩で怖いのは誰かと投げかけられると、佐藤浩市の名前を挙げた。
そのきっかけとして、真田と佐藤が映画『犬死にせしもの』で共演した際、
「途中からどっちの付き人してるかわからないくらい、浩市さんに使われた」
というエピソードを披露。「浩市さんとだけは芝居できない。怖くて恥ずかしくて」
「直立不動ですもん。僕」 先日撮影所で佐藤と偶然会い「おい、真一。なんかやろうぜ」と
共演を提案されるも「お断りします」と即座に断ったと言う。
【助演女優賞】
石田ゆり子 『北の零年』
石原さとみ 『北の零年』
大楠道代 『春の雪』
寺島しのぶ 『東京タワー』
◎薬師丸ひろ子 『ALWAYS 三丁目の夕日』
※薬師丸ひろ子は作品に恵まれました。
『野性の証明』(’78)から既に30年近く経つのか!?
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今回の授賞式TV放送について
・作品ごとに集団でレッドカーペット入場
・スタッフ部門ごとの受賞者集合場面の挿入
・壇上の受賞者とテーブル席の共演者との遣り取り
以上3点に工夫が見られ纏まっていた。
P.S.
『北の零年』で監督賞にノミネートされた行定勲監督。
『春の雪』では対象にならず、妻夫木聡・竹内結子が
主演男女優賞にノミネーションされ、舞台裏では
席割りに苦労したのでは …
管理人は”ユキサダ”を”イクサダ”と読み違えていたのでした。
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