cinema-days 映画な日々

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

2016/03/17
【洋画】[マ行] 3
クリスチャン・ベール 劇場鑑賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
住宅ローンの債権の焦げ付きを予測し、
リーマンショック時に、巨額の利益を上げた男たちの物語...

個人評価:★★ (2.0P)】 (劇場鑑賞)

原題:The Big Short
原作:マイケル・ルイス
『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』
管理人は4人がチームを組んで売り抜ける話かと思ったら、
時代を先読みした各人を並行して描いて行く展開でした。

マイケル・バーリ(クリスチャン・ベール)元医師 左義眼
 ヘヴィメタ好き オフィスではドラムスティックを握る
 ショート(空売り)13億ドル 利益26億9,000万ドル
 CDS年間保険料8,000~9,000万ドル負担のリスク
 上司ローレンス(トレイシー・レッツ)に4億8,900万ドル送金

マーク・バウム(スティーヴ・カレル)最終利益10億ドル
 モルガンスタンレー傘下フロントポイント社のファンドマネージャー
 妻シンシア(マリサ・トメイ)
 兄ポール( ピーター・エプスタイン )ビルから投身自殺
 3人の部下
  ヴィニー(ジェレミー・ストロング)
  ポーター(ハミッシュ・リンクレイター)
  ダニー(レイフ・スポール)
 上司キャシー(アデペロ・オデュイエ) 150億ドル損失
 格付け会社ベア・スターンズ(メリッサ・レオ)に乗り込み談判
 
ジャレド・ベネット(ライアン・ゴズリング)
 ドイツ銀行銀行員 マークらにバーリのやり方を説明
ベン・リカート(ブラッド・ピット)元銀行家
 若手トレーダー二人を後押し 利益8,000万ドル
  ジェイミー・リプリー(フィン・ウィットロック)
  チャーリー・ゲラー(ジョン・マガロ)

冒頭の時代背景のフラッシュバックに、ブルース・ブラザーズ
『トップ・ガン』(1986年)のトム・クルーズが登場
劇中の引用句には村上春樹の「1Q84」からのフレーズも登場
日本料理店では店内に徳永英明の「最後の言い訳」が流れる
エンドロールに「saigonoiiwake」「inaiinai」 と邦題が散見

途中、マーゴット・ロビーらによる用語説明がありますが、
無知な管理人には、からくりを理解するのに付いて行くのがやっとだった。
「やっかいなのは何も知らない事ではなくて、
 実際には知らないのに知っていると信じ込む事だ」 マーク・トウェイン
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コメント歓迎!! 3

まだ、コメントはございません。

Hiro

>佐藤秀さん

TB有難うございました。
経済の知識があれば、爽快に楽しめる作品のようですね。

2016/03/20 (Sun) 03:30

Hiro

>ノラネコさん

TB有難うございました。
>マイケルが最初にバブル崩壊を予測してから、実際に
>リーマン・ショックが起こるまで3年かかったので、
>その3年間はCDSは紙くず同然で、ただただ支出だけが増え続けているのだ。
よく、3年も持ち堪えたものだ。

2016/03/24 (Thu) 00:02

Hiro

>オリーブリーさん

TB有難うございました。
>親切な解説付きだったけど、なんとなく程度の理解しかできなかった
大半の方が、何となく、判った感じと聞きホッとました。

2016/04/01 (Fri) 21:46

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