cinema-days 映画な日々

『男はつらいよ』50周年プロジェクト

2018/09/06
渥美清 山田洋次
松竹は『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別編』(1997年)以来、
22年ぶりのシリーズ新作を、50周年となる2019年に公開すると発表。



監督は山田洋次 主演は、死去から23年を経た渥美清
現在の撮影と過去の映像を組み合わせた「不思議な形の映画になる」と予告。
出演:倍賞千恵子 前田吟 吉岡秀隆 他
『男はつらいよ』シリーズは、69年に第1作が公開された。
主人公の車寅次郎を演じた渥美清が96年に死去した為、
事実上の最終作は95年の第48作だが、97年に寅さんの甥 満男(吉岡秀隆)に
よる回想という形の「特別編」が公開されている。

倍賞千恵子:「2、3年前に山田監督から聞いた時に、『お兄ちゃんいないのにどうするんだろう』
って思ったけど、50年の間、寅さんが心の中に生きていて、その心が山田さんを動かして
映画ができるようになったんじゃないかな」「お兄ちゃんがどっかで見てたら、
『おいさくら、お前まだまだ山田さんと映画作らなきゃダメだよ』と言われてる気がします」


【 管理人のひとこと 】
 寅さんにもう一度会いたいとの気持ちはあるが、
 そこまでしなくても、という気もする。
 ファンの期待を裏切らない作品にするには、かなりの工夫が必要だろう。

[追記1] 製作発表(2018.10.31)
『男はつらいよ50 おかえり、寅さん」(仮称)209年12月27日公開予定
車寅次郎の甥 諏訪満男(吉岡秀隆)と、嘗て満男の恋人だった泉(後藤久美子)の
再会を軸に描かれ、そこに旧作のシーンを織り交ぜて行く

山田監督談
「満男が20数年ぶりにバッタリと泉に再会し、もう1度、恋の炎が燃え上がる中、
お互い家庭があり難しい…それが主軸になる。何かにつけ、思い出す寅さんの事、
色々な言葉、学んだ事…思春期から大人になる大事な時期に、寅というおじさんがいた。
親は既成概念を植え付けがちだけど、そこに穴を開けたのが寅。おじさんから学んだ事が、
どれだけ大切だったかと今、思う…そうした流れの中で展開されていきます」

後藤談
山田監督から届いた手紙 「『こういう作品を作りたい。それにはどうしても君が必要だと。
どうにか考えてもらえないか』と。長いお手紙でした。そのお手紙を読んでる時、
山田監督の今迄撮ってきた『男はつらいよ』に対する大きな愛情、今回撮りたい作品への
情熱をひしひしと感じまして、引き受ける、受けないを私が考慮する権利はないなと。
山田監督に呼ばれたら二つ返事で行くんです。」
「『男はつらいよ 寅次郎紅の花』を撮り終えてから子育てに入り、今回こうして山田組に
呼んで頂けて光栄に思うのと、嬉しい気持ちで一杯です。敬愛する渥美さんに思いを
馳せながら、思い出話に花を咲かせながら、撮影を続けております」


[追記2] 過去49作品ポスター展(2019.11.18)
『男はつらいよ お帰り 寅さん』の公開が12月27日(金)に迫り、
行き付けの劇場の通路に、過去49作品のポスターが展示されていた。




[追記3] 中学生以下の鑑賞料金100円(2019.11.26)
キャンペーン期間:2019年12月27日~2020年3月31日
対象:中学生以下(3歳~中学生以下に限る)
※保護者同伴の有無は問わず

【スポンサーリンク】
【邦画】[公開情報]
関連記事
 
cinema-daysを「人気ブログランキング」で応援cinema-daysを「にほんブログ村」で応援
     シェアする


同カテゴリ  【邦画】[公開情報]

コメント歓迎!! 0

まだ、コメントはございません。

comment form
コメントは承認制です。コメントツールバーは利用できません。
【お名前・URL・コメント本文】欄の入力は必須になっております。
更  新  順
Hiro
Author: Hiro
発信地:愛知県
TB・CM(承認制)・LINK歓迎
cinemadays on X(旧Twitter)
cinemadays on Facebook