cinema-days 映画な日々

瀬尾 まいこ 著 『天国はまだ遠く』

2006/08/12
【読書】[瀬尾まいこ] 0
瀬尾まいこ
天国はまだ遠く
天国はまだ遠く
【単行本】
保険会社勤務・千鶴(23)は、仕事・生活に嫌気が差して、
自殺する場所を求め「北の果て」を目指して列車に乗った。
山田千鶴(23) 保険の勧誘員 ノルマ達成出来ず
 一人暮らし3年 120万持って自殺の旅路
 元彼・久秋(26) 他人のすることに興味なし
 11/4 睡眠薬による自殺未遂(32時間眠る)
 宿泊代:21泊21,000円

北の果ての集落 木屋谷
自殺の名所 眼鏡橋(観世橋)

民宿 絶景の宿たむら 一泊1000円 2年前に1組夫妻が利用したのみ
主人たむら(30) むさ苦しい男
農業(有機野菜・養鶏)と漁業のバイリンガル
3年前両親交通事故死 長男のためデパート退職帰郷

《 PickupWord 》
「ミスチルでもビートルズでも、なんや世界平和が大事で、
人は人を傷つけるけど、愛することは素晴らしい。
ってな感じののことを歌っとるんやろ」
「それ以外のことやったら、いちいち歌わんでもええやん。
どちみち世の中ラブアンドピースやったらええんやろ。
ラブアンドピース以外のことが聴きたかったら、
吉幾三を聴けばええ。それ以外のことは幾三がみんな 歌ってくれとるから」

「運動量が、その日の夕飯と眠りの量を決める。」
「舟乗って吐いて、鶏見て吐いて、酒飲んで吐いて。
あんた、ほんまよう吐くなあ。この地はあんたのゲロだらけや」

天国はまだ遠く~ [DVD]
【映画化】 天国はまだ遠く
監督:長澤雅彦 脚本:三澤慶子
出演:加藤ローサ 徳井義実
自殺を決意し民宿「たむら」にやって来た千鶴。
その夜、彼女は睡眠薬を大量に飲み自殺を図る。
だが翌朝、宿の主人たむらの作る料理の匂いで目覚めてしまい...

瀬尾まいこの原作映画化は『幸福な食卓』(小松隆志監督)に
続くが、ブームとなるかも…
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