『少女（2016年版）』

舞台：桜川女学院高校（愛知県豊橋市）Ⅱ年B組 神学校

桜井由紀（本田翼）小説「ヨルの綱渡り」（Ａ子＝敦子に捧ぐ）
　「ヨルが恐れていたのは闇ではない｡光だ｡
　明るい世界のその果てに絶望をはっきりと見ることが怖くて
　ヨルは自分で世界を闇の中に沈めたのだ｡」

　父 桜井義孝（二階堂智）母 桜井慶子（川上麻衣子）
　祖母 水森正代（白川和子）物差しで折檻
　　就寝中に白布を顔に掛けた由紀の左手の甲を打つ
　　幼少時のトラウマ 血を見るとパニック

国語教師 小倉一樹（児嶋一哉）第83回聖桜祭 原稿盗み
　文芸誌「蒼穹」8月号に投稿 第49回新人賞受賞
　由紀の復讐 PCから個人情報＝エロ動画漏洩停職
　電車に飛び込み自殺（牧瀬目撃）
牧瀬光（新田真剣佑）図書館で「蒼穹」を破る由紀を目撃

親友 草野敦子（山本美月）食堂「福精」
　剣道日本一期待 推薦入学
　団体戦でミス怪我 陰口イジメ
　治癒後も､左足引き摺る 陰口に過呼吸発作



転校生 滝沢紫織（佐藤玲）2016.9.1.自殺 生徒全員に「遺書」メール
　父 滝沢芳也（菅原大吉）住宅展示場勤務
　　由紀を高雄の情報と交換で呼び出し
　　足洗い･下着洗濯を強要（牧瀬VTR撮影）
　　余罪で愛知県警逮捕

　浴槽でリストカット自殺した親友 星羅（石橋菜津美）
　　黎明館高校のセーラ＝小倉一樹の交際相手

　電車で痴漢行為でっち上げ恐喝 桜川町駅～西瑞崎駅
　　冤罪被害者の一人 高雄孝夫 土下座
　　会社クビ 家族離散 息子 昴

夏休みボランティア
由紀：医療センター小児病棟
指導担当：岡田恵美（銀粉蝶）
難病の子供たち：昴（中村瑠輝人）
　太一”タッチー”（山田日向）と知り合う
　さるかに合戦の話「地獄に堕ちろ」
　「神曲 地獄篇」貸す約束

昴 手術成功率7% 七夕短冊 最後の願い
　昴の父親＝高雄孝夫捜し
　住宅展示場 滝沢芳也情報提供
　　ギブアンドテイクで由紀呼び出し 牧瀬光録画
　再会時 昴が高雄の左腹刺す＝タッチーと昴入れ替わり

敦子：老人ホーム 体育の補修
指導担当：高雄孝夫（稲垣吾郎）
入所者：北山”船長” 山田
由紀の祖母 水森正代（白川和子）

【 管理人のひとこと 】
登場人物の連鎖設定が上手い
因果応報　「死」＝「退場」　「遺書」＝「敗北宣言」

由紀･敦子･牧瀬はクラスメイトで高2の17歳
撮影時､本田翼23歳 山本美月24歳 真剣佑19歳

由紀と敦子が走る海岸線＝愛知県蒲郡市の竹島


敦子をイジメるクラスメイト役で石橋静河（『きみの鳥はうたえる』）
土居志央梨（『108 ～海馬五郎の復讐と冒険～』）出演

再見：2021.7.17.により､加筆修正