『一度も撃ってません』

2021/08/02 2023/01/20

【邦画】［ア行］ 0

一度も撃ってません
売れない犯罪小説家市川進｡市川の小説の
担当編集者児玉は､最近の彼の小説をボツに
していたが､その内容は全て実際の未解決事件を
モデルにしていて...

【個人評価：★★★ （3.0P）】　（自宅鑑賞）

石橋蓮司18年ぶり､2本目の主演映画

市川進（74）（石橋蓮司）小説家
　純文学「愛の底」2冊→ハードボイルド作家御前零児に転向
　作品「サイレントキラー」シリーズ
　北方謙三の二番煎じ「夜は酒が連れて来る」
妻市川弥生（大楠道代）元教師「朝はしじみ」
自治会長若山得安（小野武彦）ゴミ出し注意
蕎麦屋主人（中沢清六）９時過ぎると閑散

編集者
児玉道夫（60）（佐藤浩市）光文社部長定年間近
　後任五木要（25）（寛一郎父子共演）

旧知
石田和行（岸部一徳）元検察官暴力団弁護士後､資格剥奪
殺しの依頼を零児に回す
　はせべ脳内科受診担当医長谷部待子（原田麻由＝原田芳雄の長女）
　脳腫瘍検査入院
　疎遠となっている実の娘中道亜美（前田亜季）バーテンダー

玉淀ひかる（桃井かおり）元ミュージカル女優昼間はうどん店茹で上がる迄28秒
零児を手伝う「サマータイム」披露（日本語詞：桃井かおり）

岸部･桃井･石橋･大楠

バー「Ｙ」常連（「Ｙ」「Ｚ」のロゴデザイン：原田芳雄）
マスター ”ポパイ”南雲雄平（新崎人生）毛糸編みでリハビリ
　漢方薬局王陽（濱田マリ）主人ピーエン帰国
　ガンショップ「ドクター･ノー」店主梶井死亡閉店
客植田順（柄本佑）麻薬の売人
刑事龍前時朗（渕上泰史）服部圭次（岡本智礼）

殺しの実行犯今西友也（妻夫木聡）冷蔵庫に拳銃保管
殺しの詳細を零児に報告
ターゲット①鹿内雪広（48）（堀部圭亮）元週刊誌記者
　　　　　②守山秀平（50）（江口洋介）投資コンサルタント
過呼吸で心療内科受診
看護師福原歌留多（井上真央）に一目惚れ娘ルミ

暴力団「東京連合会」
組長連城孝志（柄本明）舎弟西浜雄大（渋川清彦）
周雄（50）（豊川悦司）中国系ヒットマン実はこちらも「一度も撃った事がない」

【人物相関図】（クリックで開閉）

【管理人のひとこと】
原田芳雄の集まりで､次は石橋蓮司で撮ろうとなった作品
蓮司の最後の主演作として集まったキャスティングだとか。。。

岸部一徳と石橋蓮司

石橋蓮司の主演は『黄昏流星群星のレストラン』（2002年）以来
共演：鳥羽潤板谷由夏篠井英介土屋久美子でんでん他

桃井かおりのジャジーな感じに
川谷拓三共演のTVドラマ『ダウンタウン物語』（1981年）を思い出した
この作品には､佐藤浩市も出演している｡

石橋･岸部･桃井の関係が学生運動時代に遡る件に
原田芳雄と桃井かおり共演の『われに撃つ用意あり』（1990年）を思い出した
この作品にも､石橋蓮司が出演している