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『かそけきサンカヨウ』

2022/06/24
志田彩良 菊池亜希子
かそけきサンカヨウ~ [DVD]
かそけきサンカヨウ
幼い頃に母と別れ、早くに大人にならざるを得なかった
少女の成長を父や新しい家族との確執と交流、
同級生との淡い恋愛感情を交えて描く...

個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞)

原作:窪美澄くぼ みすみ
タイトル「かそけきサンカヨウ」
「かそけき」=今にも消えてしまいそうなほど薄く淡い事(古語“幽けし”の連帯形)
「サンカヨウ」=開花には時間がかかり、雨に濡れると透明になってしまう花

サンカヨウ

父 国木田直(井浦新)音楽家
実母 三島佐千代(石田ひかり)水彩画家
 陽が3歳の時離婚 家族あり(夫:古屋隆太 子供:小学生)
娘 国木田陽(志田彩良)高校生 美術部
 陸とギャラリーの個展見に行く
 ポストカード「あくる日のサンカヨウ」

直と陽

父再婚
田畑美子(菊池亜希子)通訳の仕事から翻訳にシフト
連れ子 ひなた(4)(鈴木咲)陽の本「花」(三輪佐千代作品集)破る

陽の友人 溜まり場「喫茶 赤い風船」マスター(芹澤興人)
清原陸(鈴鹿央士)美術部
 心臓に疾患(8月手術)バスケ断念 早産9ケ月
 祖母 清原絹枝(梅沢昌代)=父親の母
 父 海外単身赴任 メキシコ → ベルギー → アメリカ
 母 清原夏紀(西田尚美)
宮尾数人(遠藤雄斗)バスケ部
鈴木沙樹(中井友望)母子家庭 「赤い風船」でバイト
 国立大学志望
有村みやこ(蒲田らい樹)週四塾通い
 土日習い事(ピアノ・英会話)

陽と陸

劇中劇:レマ(石川恋)とエリ(海沼美羽)
急にシーンが変わって驚いた(冒頭のシーンに繋がる)
二股の結末が一方の死
音楽パターンの確認 1:恋愛 2:友情

【 管理人のひとこと 】
ピュアなキャスティングで作品の成否が、ほぼ決まりましたね。

今泉力哉監督と志田彩良は、『パンとバスと2度目のハツコイ』『mellow』に続き3度目のタッグ。

陸が陽から沙樹に心変わりしていく展開かと焦った。。。

実母役の石田ひかりは『ファイトソング』のグラフィックデザイナー役同様
ヒロインを支えるキーパーソン役でした。

芹澤興人は、こういったマスター役が多い気がする。
 『ある男』でもマスター役でした。

再見:2022.11.25.加筆修正
かそけきサンカヨウ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

かそけきサンカヨウ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『かそけきサンカヨウ』とは、家族との関係性や淡い恋心を描いた2021年公開の日本映画。人気作家・窪美澄の短編集『水やりはいつも深夜だけど』に収録されている物語を、今泉力哉監督が映画化した。幼い頃に母親が家を出たきり父親と2人で生活してきた国木田陽は、家事を全て任されてきた。陽が高校生になる頃に父親の再婚が決まり、新しい母親と4歳の連れ子との4人での生活が始まる。陽は新しい暮らしに戸惑い、実の母親への想いも強くなる。同じく家族のことなどで悩みを抱えている同級生の清原陸との淡い恋模様も描かれた。

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Author: Hiro
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