『日本暴力列島京阪神殺しの軍団』

2022/10/13 2022/10/15

【邦画】［ナ行］ 0

小林旭梅宮辰夫

日本暴力列島京阪神殺しの軍団
在日コリアンの同胞が､全国制覇を目指す
巨大暴力団組織の先兵となって､
日本各地を荒らし回るようになる...

【個人評価：★★ （2.0P）】　（自宅鑑賞）

1975年･山下耕作監督作品

【あらすじ】
昭和27年､大阪阿部野の売春暴力団庄司組の客分花木勇（小林旭）は､韓国人の阿片密造所を襲撃｡花木のアパートに殴り込んだ金光（梅宮辰夫）だったが､反対に重傷を負う｡花木は金光を病院に担ぎ込み､自分の血を輸血｡同じ韓国人で炭鉱夫として連れて来られた彼等は兄弟のように感じていた｡当時､大阪には天誠会と日新連合会があった｡今池を縄張りにする日新連合会の仁田組と庄司組が事件を起こし､会長の国友（金子信雄）は庄司組の加盟を迫った｡組長の庄司（室田日出男）はこれを飲んだが､不満な花木は組を去り庄司を撃ち殺した｡花木は自首､懲役5年｡留守は金光が守り､3年後に仮出所した花木の出迎えには金光等に混じって天誠会大槻組組長（遠藤太津朗）の姿もあった｡この時､仁田組をバックに新興の桜会（志賀勝ら）が花木の縄張りに出没していた｡花木は盃を受け大槻の舎弟となり､天誠会の系列下に入った｡歌謡ショウが桜会に妨害された事を発端に闘いが開始｡組員は次々に殺され､会長の相良（名和宏）も病院で襲われ絶命｡昭和31年3月､花木は天誠会会長の盃を受け直系の若衆に｡天誠会は花木を先兵として全国（山陰･金沢･奈良･和歌山･鳥取･北海道･岐阜）に送り込んでいった…｡

S27 大阪鶴橋

庄司組
組長庄司鶴吉（室田日出男）
客分
花木勇（小林旭）庄司殺害懲役5年（3年で仮釈放）
　S30 大槻の舎弟→S31.3.天誠会直系若衆
　出所後愛人上村昌代（衣麻遼子）
　恋人石沢ケイコ（小泉洋子）裁縫針子
　赤い傘間違え届け､桜会に襲われる
　山陰を訪れた際､襲撃で花木を庇い死去遺骨な列車窓から川へ
　金光「そうやな､わいらには､墓はないもんな｡」
花木組員
西田恭三（伊吹吾郎）ポン中三田一家壊滅自首
金光幸司（梅宮辰夫）在日コリアンの同胞輸血「満鉄小唄」
　「おんどれの血が貰えるか! 豚の血の方がマシじゃ」
　「”我慢”いうんは誤魔化しや､ペテンや! わいはもう騙されへんぞ!」
　「キムチ､味噌汁に放り込むと旨いで」
　女房有田順子（中島ゆたか）ヌード劇場事務員
　「男のくせに料理の事､やかましいねぇ」

小林旭＆梅宮辰夫

天誠会
大槻組
組長大槻正道（遠藤太津朗）
若頭補佐松原哲男（成田三樹夫）
　「天誠会は勝つ喧嘩しかしやしまへんのや」
　「一人二人の命惜しで､戦争出来ると思うてるんか」

中井刑事（三上真一郎）

日新連合会
会長国友利三郎（金子信雄）
仁田組 VS 庄司組
組長仁田勝己（小松方正）
さくら会
会長相良八郎（名和宏）
組員
田中勝次（志賀勝）ら

S32 山陰城崎

三田一家
組長三田栄（北村英三）
援護中本のおじき
中本初太郎（天津敏）を列車から突き落とし始末

S35 岐阜柳ケ瀬「花木商事」進出

風間会日新連合会に助け求める
会長風間栄造（安部徹）
幹部畠山克敏（今井健二）
組員谷良一（西田良）ら花会最中に､花木組襲撃

花木ら風間を拉致→三者談合有馬温泉
日新連合会国友・天誠会大槻・風間
花木組は大垣を縄張りに岐阜から撤退

殺しの軍団

納得出来ない金光　一人暴走
成田三樹夫 VS 梅宮辰夫河原白布舞う中､額一発
小林旭 VS 成田三樹夫本家からの伝達次は横浜
刺殺される松原「あんた､怖い男だ」
「花木は天誠会から破門された｡
だが彼は元々全てから破門されていたのだった――」

【管理人のひとこと】
管理人は､これまで小林旭のヤクザものを見てこなかったので新鮮でした｡

【スポンサーリンク】

関連記事